「大寒」間近の朝

のんびり探検隊

2009年01月19日 20:10

鹿角は、秋田県内でも最も寒い土地と言われています。

米代川の上流部に開けた盆地で、ぐるりを1000m級の山々に囲まれ、

冷気が溜まりやすいのです。いっぽうで日本海からは離れているため

雪はそれほど降らず、存外、陽が差すため、からりと明るい冬の日が

続いたりします。

しかしそんな朝は、放射冷却のせいで寒暖計は急降下です。

先週の始めが、まさにそうで最低気温が-15℃前後まで下がり、

市内を流れる福士川も凍って、とてもいい感じでした。

ところが、週の半ば過ぎから変に暖かくなり出しました。


1月17日朝7時20分アパート2階から南、八幡平方面を望む

空には下弦の月が寒そうですが、このとき気温は-5.0℃、この時期に

しては高い方です。

30分後東の山なみから日が昇ると、つららが溶け出しました。


1月17日朝7時50分、東の皮投岳(1,122m)方面

結局、この日は0度近くまで気温があがりました。

おまけに今日は朝から雨です。

国道も駐車場もぐじょぐじょ。くつもズボンもびしょびしょ。

明日は「大寒」だっていうのに。

というわけで、ことしは、暖冬できまり!

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