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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2010年08月16日

もうすぐ、花輪ばやしvol.2

日本三大ばやしの一つ「花輪ばやし」まで、あと3日・・・

待ち遠しいですface03

今日の朝5時に、花輪ばやしの屋台が道の駅「あんとらあ」の展示スペースから各
町内に移されました。


こちらは、出発間際の写真。私も参加する旭町の屋台が展示スペースから外に出さ
れました。旭町の屋台は10町内で一番、大きいんですよ。







道の駅「あんとらあ」の青垣の門から出るところ



関善の横を通って・・・・・



旭町に到着face02




この後、大雨の中での作業となりましたicon03

花輪ばやしの本番に向けて、準備が着々と進んでいます。



( だ ま )  


Posted by のんびり探検隊 at 15:37Comments(0)

2010年08月16日

果樹農家の憂鬱

水分取りすぎで夏バテ気味のボーリャです。

まずは次の絵をじっくり。











かづの北限のもも
主力の「川中島白桃」は、大玉で甘く水分たっぷりの品種ですが、
全国の主産地で最も遅い9月初旬から中旬にかけて盛期となることから
このように名付けられましたが、早生のももは既に出荷が始まっています。

写真の品種は「たまき」
本来「なつき」や「日川白鳳」と同じ中玉品種ですが、
手前のももは、何と420g!もありました。
一日置いて、次の日ちょっと冷やして食べましたが、その甘くて水分の多いこと、
最高でした。

上のももはこの地域でも有数の経営規模を誇る「Y果樹園」でとれたものですが、
実は、このところ頭を悩ます問題が発生しています。

下の写真をみてください。

















歓迎されざるお客さんが毎日ももの収穫にやって来るのです。
しかもご覧のとおり、幹を折ってまでおいしいももを片っ端から全部収穫。
その正体は「ツキノワグマ」。

先月末から、夜になるとやって来て、色づいた収穫間際のももをきれいに食べていきます。
手が届かないと見るや、幹を折ってしまう。そして朝方までには山のねぐらにお帰り。
これも。


















これも。

















写真では判りませんが、樹下にはきれいに果肉だけ食べて捨てられた種が散乱してます。
この果樹園では、もう10本近くの桃の木が折られてしまいました。
1本から200個余りの桃が採れますから被害甚大。こうなっては木もお終いだし。
主力の「川中島白桃」が狙われたら、より大ショックに違いありません。

実は桃だけではなく、リンゴもトウモロコシも同じように被害に遭っています。
むしろ、桃よりそちらの方がクマさんの好物だったりします。



















食事マナーはいまいち。



















満腹になると出るものも出る。(ところてんの法則)



















鹿角では、昨年37頭のツキノワグマが捕獲されました。
そのうち28頭が8月、9月に集中しています。農作物の収穫期だからです。

ご存じのとおり、ツキノワグマは保護対象動物のため基本的に捕殺できません。
人命に危険が生じる場合や農作物に被害があるときなど、やむを得ない場合は
有害鳥獣として一件ごとに許可を得て捕獲する決まりです。
その場合でも、人家に近かったり夜間などは猟銃が使えないので、オリの設置により
捕まえるしかありません。
でも、周りにおいしい作物がたくさんなっていれば、わざわざオリになんか入りませんよね。

というわけで、今年も鹿角の農家にとって心配な収穫の季節となりました。
なかなか捕まらないクマさんに丹誠を込めた果物やコーンを横取りされても
みなさん一生懸命おいしい農作物を食卓に届けるためにがんばっています。
鹿角の農作物を見かけたらそんなことも思い出しながら食べてください。

台風は過ぎましたが、いろいろ悩み多いボーリャでした。
  


Posted by のんびり探検隊 at 07:00Comments(1)地元の食材