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2008年11月13日

山形だけじゃない! 「鹿角市毛馬内 月山(がっさん)神社」

東北で「月山神社」といえば、山形の出羽三山神社で有名ですが、

ここ鹿角市毛馬内にも、鹿角市の有形文化財に
指定されている由緒ある「月山神社」があります。


では、行き方ですがbus
国道282号線より県道雪沢十和田毛馬内線
に入ると、すぐ毛馬内の町通りに入ります。




















(ちなみにここが、国の無形文化財である「毛馬内の盆踊り」の会場となります。)


500mほど進むと、鳥居があり…
 


















左側には、月山神社の「里宮(さとみや)」が見えます。
 


















里宮のお話はまた後として…


とりあえず、本宮を目指すため、小坂川に架かる
「御山橋」を渡り、すぐ右折し、進むと分かれ道が
あるので、左に行きます。
 




















道なりに1kmほど進むと、また大きな鳥居が…





















鳥居を突き進み、しばらく山道を進むと…


ジャーン! 




















 

























月山神社ー!
ってまだ長く続く階段があるface18


 


























でも、舗装された迂回路があって、
本宮のすぐ下まで車で行けます。
face02
 



















これが鹿角市毛馬内の
「月山神社」です!





















正面から

すごい神聖な雰囲気でした。face01
 



















 扉はいつも自由に開けることができ、お参りすることができます。

 拝殿には、1856年に毛馬内の代官や商人、
役人などにより奉納された「百人一首」 20枚
を見ることができます、
これは、鹿角市の有形文化財にもなっています。
中は暗くて撮影はできませんでした。ごめんなさい)

そのほかにも、奉納されました様々な絵や巨大な
天狗のお面があります。
御本尊は「うさぎ」だそうですが、鞘堂の中にあり、
残念ながら見ることはできません。

 



















ちゃんとお賽銭を入れ、ブログを見ていただいた
方々のご健勝とご多幸をお祈りしてまいりました。
(賽銭の額はいえませんが
face06


左に掲げられていた由来を読むと…
 



















ふーんなるほど!
要するに…

 「当神社創建の由来は遠い平安時代にさかのぼる。桓武
天王の御代「延暦年代」坂上田村麻呂将軍が 東国と中央
との対立を治めるよう天皇の詔を受け、成就の暁には奥州
に7つの月山神社を建立する立願 から始まり、その後、
将軍の威令がよく行きわたって奥州が静まるに及び、この地
に大同2年(806)月読 命を奉斉して国家鎮護、蒼生の
守護神とされた。中世には社殿が数度の焼失にあい、
天文17年(1548)、 南部22世政康公の5男武田秀範が
二戸から毛馬内古館(当麻館)に移って毛馬内を領するに
至り、文禄 年中(1592~96)に月山神社を再建す。
以来近世には代々南部藩公の崇敬厚く、明治維新に至る
まで 藩費寄進をいただき、五穀豊穣、家内安全の祈願
神社として敬われてきた。」と、 
     

全然要約してませんが、
がんばって読んでいただきありがとうございます。拍手

あの階段も300段あるそうですが、1759年に田山村
(現岩手八幡平市)の村民が寄進したものだそうです。 

 いずれ、
1,200年以上の歴史を持つ
「由緒ある神社」ということです。




さて、再び「里宮」。

 



















毎年、7月の第2土、日曜日には、
毛馬内の祭典
があり、
その際、御本尊を里宮に安置します。

そのため、この里宮は御本尊が
むお休堂(やすみどう)と呼ばれ、

毛馬内の方々に親しまれています。

ちなみに、休堂がある地名(字名)も
毛馬内字休堂です。
(まあそのままですが…)

もう一つちなみに、神さまに
捧げる木を「榊(さかき)」
といいますが、休堂周辺には
「榊」姓が数軒あり、
やはり古くから信仰されてきたことが伺えます。


神社ファンならずとも、
一度はお参りに行ってみてください。
     
タグ :神社


Posted by のんびり探検隊 at 14:18Comments(0)観光施設