2013年01月06日
銭湯 花の湯
かつてはどこの町にもあった銭湯。鹿角では花輪の「花の湯」さんだけとなってしまいました。場所は花輪の飲食街であるパークセンター通り(通称 親不孝通り)です。
母屋の風格ある重厚な作り。立派ですね。昭和13年に宮大工が建築したとのことです。釘を使っていない伝統的な接木工法です。左手が銭湯入り口となっています。
「銭湯といえば」の定番グッズも健在です。木札式下足入れ、編みかご、重々しい体重計、ケロリンおけは「花乃湯」ネーム入りです。
浴室です。浴槽壁面には青空と風船の絵、浴室壁面に江戸期風景画や鯉の絵が描かれ、風情をかもし出しています。お湯は熱めでじんわりぽかぽかになります。
ご主人は栗山廣さん。昭和24年に家業を引き継ぎました。その前には国鉄にお勤めだったということで所々にSLの写真が貼ってあります。大正時代の初めまではすぐ裏手の大堰(花輪の中心街を流れる、米代川から引いた生活用水路)の水を引き入れて湧かしていて、床下に浴槽跡が残っているというお話もお聞きしました。
そして、見せていただいたのが、門外不出の天保七年(1836年)に南部藩から下された「風呂免許」。たいへん貴重なものです。「花の湯」さんは180年もの歴史があるんですね。
脱衣場の上部には昭和期からの花輪の名店の広告の数々。現在はないお店も・・。浴室のカランの下にも広告が並んでいます。木の長いすの横にはこれまた珍しい小石を敷き詰めた灰皿があります。
営業時間は午後2時~8時。料金は大人350円、小学生130円、幼児90円、番台で向かいにある花輪駐車場の1時間駐車券を40円で販売しています。第2、4日曜日が定休日です。毎月3日、23日には65歳以上の方は無料になります。
昔は町の社交場だった銭湯。子どもからお年寄りまでの裸のふれあいがありました。ぜひ、鹿角の銭湯の灯を消さないためにも、歴史ある「花の湯」さんへ皆様のお越しをお待ちしています。
浦島次郎でした。
母屋の風格ある重厚な作り。立派ですね。昭和13年に宮大工が建築したとのことです。釘を使っていない伝統的な接木工法です。左手が銭湯入り口となっています。
「銭湯といえば」の定番グッズも健在です。木札式下足入れ、編みかご、重々しい体重計、ケロリンおけは「花乃湯」ネーム入りです。
浴室です。浴槽壁面には青空と風船の絵、浴室壁面に江戸期風景画や鯉の絵が描かれ、風情をかもし出しています。お湯は熱めでじんわりぽかぽかになります。
ご主人は栗山廣さん。昭和24年に家業を引き継ぎました。その前には国鉄にお勤めだったということで所々にSLの写真が貼ってあります。大正時代の初めまではすぐ裏手の大堰(花輪の中心街を流れる、米代川から引いた生活用水路)の水を引き入れて湧かしていて、床下に浴槽跡が残っているというお話もお聞きしました。
そして、見せていただいたのが、門外不出の天保七年(1836年)に南部藩から下された「風呂免許」。たいへん貴重なものです。「花の湯」さんは180年もの歴史があるんですね。
脱衣場の上部には昭和期からの花輪の名店の広告の数々。現在はないお店も・・。浴室のカランの下にも広告が並んでいます。木の長いすの横にはこれまた珍しい小石を敷き詰めた灰皿があります。
営業時間は午後2時~8時。料金は大人350円、小学生130円、幼児90円、番台で向かいにある花輪駐車場の1時間駐車券を40円で販売しています。第2、4日曜日が定休日です。毎月3日、23日には65歳以上の方は無料になります。
昔は町の社交場だった銭湯。子どもからお年寄りまでの裸のふれあいがありました。ぜひ、鹿角の銭湯の灯を消さないためにも、歴史ある「花の湯」さんへ皆様のお越しをお待ちしています。
浦島次郎でした。
Posted by のんびり探検隊 at 10:00│Comments(0)
│温泉
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