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2009年01月16日

もう一つの十和田山青龍大権現

鹿角地方では、ここ数日雪マークicon04が続いています。
今日午前9時の積雪は47センチ。本格的な冬です。

さて、先日小坂町鴇入り口バス停そばの「十和田山青龍大権現」をご紹介したところ(この記事)、読者の方からもう一カ所あると教えて頂きましたので、雪が降る前に行って来ました(今は雪の中でしょう、たぶん・・・・・)。

鹿角市街地から行くと、国道103号線を大湯温泉郷に向かい、温泉郷を抜けたあたり、四の岱集落にさしかかったところにあります。
国道から左折して細い道に入るとすぐです。

まずは、ご覧ください。



「十和田山」までは読めます。「山」は古い字体です。
しかし、前に置かれた石のため、下の方が隠れています。
半分見えているのは「青」の字でしょう。
左右にもいくつか小さい字が彫られていますが、かすれたりして読めませんでした。

横から見ると、こういう配置になっています。



「青龍」の2文字も見えます。
左の石のいわれは分かりません。

その右側に少し離れて新しい石碑があります。


こちらははっきり字が読めます。
平成12年に奉納されたことが分かります。

石碑から少し離れてみると、こんなふうになっています。 
 

































鳥居、石段、新しい石碑と続いています。
古い石碑は、左側にあってここからは見えません。
鳥居には「十和田神社」と記されています。
かつてはここに社殿があったのでしょうか?

十和田湖とその周辺は聖域とされていたそうです。
国道103号線の原道は白沢道と呼ばれ、古くからその聖域に通じる主要道のひとつでした。

十和田神社は青森県側にも多数あります。誰でも真っ先に十和田湖の中山半島にある神社を思い浮かべるでしょうが、調べるとそのほかにも、信仰の対象になり、祭礼が行われてる神社がたくさんあることが分かり、信仰の篤さ、広さが伺えます。

  


Posted by のんびり探検隊 at 11:42Comments(0)街の話題