2008年10月14日
鹿角の滝~茶釜の滝を求めて~
それは十月初旬の頃・・・
十和田八幡平には多くの滝がありますが、
日本滝百選にも選ばれている
「茶釜の滝」を見てきました
名瀑中の名瀑!!!
見ることが非常に困難だということを
聞いてはおりましたが・・・
想像以上というか、私が甘かったと申しましょうか・・・
とてもハードな道のりでした。
では、その様子を一部(写真を撮る余裕がありませんでした)ご覧ください。
それではスタート!
「茶釜の滝」は夜明島渓谷の奥の奥にあります。
その入り口です。いやー雰囲気ありますね!
行くぞーって感じになりますが・・・
「一人で入るのは危険です!!」
実際に亡くなられた方もいるようですので単独では
絶対に入らないでくださいね
※十和田八幡平観光物産協会さんのほうで
「まちの案内人ガイド」-「森と山の案内人」という形で
コースを組んでくれるようです。入山の際はこちらをご利用ください。
そして、実際に入ってみると・・・
遊歩道なんてありませんから・・・
川沿いや、川の中をざぶざぶと進みます。
スパイク付き長靴などは必須ですぞ
そして、入り口から20分ほど歩いたところに、
「泊滝」です!!!
落差はあまりないのですが非常に美しい直瀑です!
「ああ!夜明島さ来たなぁ!茶釜の滝を見に行くんだ!」(秋田弁で)
とテンションが上がりまくったのも束の間、次の光景を見て、
ちょっと固まりました。。。
はしご・・・・・
写真ではわかりにくいかもしれませんが、結構高いです。
しかも川を鎖につかまりながら渡ります。
なぜ、鎖につかまりながらというと、
ここでは先ほどの「泊滝」に流れ落ちる川を渡ります
左手数mには「泊滝」・・・
もし流されようものなら、「泊滝」の滝壺で私たちは浮かんでいたことでしょう・・・
このような幾多の難所がありながら、さらに進んでいくと
大小様々な滝が見えてきます。その一部を紹介します。
これは「虎の尾滝」
「ナメ滝」
「ハネ滝」
と、どれも非常に美しい滝ばかりです。
ほんと~に一部ですからね
まさにマイナスイオンパラダイスです。
そしてさらに奥へと進むと・・・
断崖絶壁なども見えてきます。
ちなみに「滝?」のようなものが見えますが、
あの脇を通って行きます。当然、水と遊ぶこととなります
険しい道のりですが、ロープや足をかけられるアンカーなどが
丁寧に設置されていますので、気を付けさえすればなんとかいけます。
ロープ等を設置してくれた人々に多謝多謝です
そして、私のバッテリーも切れかかったころ、
先輩達から、「もう少しだ!!!」とのかけ声が
「よっっっっっしゃー!!!!!」と思ったのも束の間・・・・・
はしご・・・・・・
しかも・・・・随分御立派でいらっしゃる・・・・・
しかし、先輩からさらに一言、
「隣に見えるのが、茶釜の滝の前滝だぁ。
これを昇れば茶釜はすぐだ!!!」(秋田弁で)
ファイトー!!!!
そして、えっちらおっちらとハシゴを昇ると・・・・・
どすこーーーーーーい!!!!
「茶釜の滝」!!!!!!!!!!!!!!
すてき・・・・・
すてきすぎる・・・
はぁ・・・・・感動・・・・・(T0T) 私のポケットには大きすぎます・・・
落差約100m、岩肌を水が流れ落ちています。美しい・・・
さすが日本滝百選の一つ!
ちなみに眺めている場所は細い崖の上のようなところです。
人がすれ違うのもやっとのようなところで見ております

ずーっと眺めていたかったのですが、
そこはぐっっっと堪えて、最後の滝「雲上の滝」へ向かいます。
再び険しい道を歩き、20分ほどで・・・・
どーん!
「雲上の滝」!!!!!
もう一丁!!!
こちらも名瀑!
見上げる形となり、その気になれば滝のすぐ下まで行けます。
「茶釜の滝」ほどの高さはありませんが、
また違った迫力、その姿はまさに雲のようです

この滝を見て、あとは帰路につきました。
達成感、名残惜しさ、様々なものを抱いての帰路となりました。
往復で約7時間!
決して楽な道のりではありませんが、
すばらしいものが見られます!!
ビバ!夜明島渓谷!!!!
ビバ!茶釜、雲上の滝!!!!
皆さんも一度はトライしてみてはいかかでしょうか

にわかトレッキング部を来年春に立ち上げます。かなりハードな感じですけど、ガイドさんがいれば「にわか」でもなんとかなりそうですね。
十和田八幡平は初心者~上級者~超プロ冒険家用までたくさんのトレッキングコースがあります。
春の八幡平はすばらしいです。
もちろん、ガイドもおります。
おいしいものもたくさんあります。
ぜひ、いらしてくださいね!