2009年07月09日

澄川地熱発電所PR館

私たちの身の回りには、テレビ、洗濯機、パソコンなど電気を使う道具がたくさんあります。pc02
電気が使えなくなると、今の私達は生活に支障をきたすことがたくさん出てきますよね。

電気は、石油や石炭などを利用した「火力発電」、ウランやプルトニウムなどを活用した「原子力発電」、ダムなどの水を利用する「水力発電」、そして風を利用した「風力発電」等々、様々な方法で作られています。

日本はエネルギー資源の約8割を海外からの輸入に頼っていますが、電気を生み出すにも化石エネルギーに依存しているところが大きいです。
そういえば、原油が高騰した際に、灯油やガソリンが上がり、また加工食品が値上がりしたりと、私達の生活にも大きな影響を与えました。
化石エネルギーがほんとうに地球から無くなったことを想像するとゾッとしますよね。face18

今回紹介するのは、こうした化石エネルギーを使わず、地球温暖化の原因である二酸化炭素を一切排出しない、クリーンエネルギーを生む「地熱発電所」をご紹介します。

この地熱発電所、全国で現在17ヶ所存在しておりますが、実は鹿角市八幡平には、 澄川地熱発電所 大沼地熱発電所 の2ヶ所存在していて、そのうちの澄川地熱発電所にはPR館が併設され、地熱発電のしくみなどが分かりやすく勉強できるようになっております。

澄川地熱発電所PR館




















地熱発電のしくみを簡単に説明すると、地下にある熱水や蒸気を取り出し、それによりタービンをまわすことで発電機をまわし電気を生み出すといったしくみです。
澄川地熱発電所では、地下2000m~2500mまで井戸を掘り、そこから熱水や蒸気を取り出してます。
そして、澄川地熱発電所は、最大50,000kwの発電ができる施設となっていて、これは鹿角市と小坂町の人口約42000人、世帯数約15000世帯の消費電気量をまかない、余るだけの能力をもっております。

澄川地熱発電所PR館






















澄川地熱発電所PR館




















ここで作られる電気は化石エネルギーを使用しない、純国産のエネルギーです。
鹿角地域は、見て癒される自然と、生活に利用する自然が存在しております。
本当に鹿角は自然の恩恵を存分に受けた地域だと思います。自然に感謝ですね。face02


ここの澄川地熱発電所のPR館の開館は、雪解け後の5月中旬から雪の降り始める10月までとなっていて、月曜がお休みとなっております。そして、お財布にもやさしく 無料 で見学ができます。
ご希望があれば、事前に申込みをして頂くと、発電所の中や、蒸気を取る井戸などもご案内頂けます。
二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーを是非一度ご体験下さい。

(実際に利用したタービンの実物です。たくさんお羽のようなものがついていますが、一枚で数キログラムもあるとのこと。現在PR館前に展示中です。)icon15

澄川地熱発電所PR館






















澄川地熱発電所のHPはこちらから →http://www.tohoku-epco.co.jp/pr/sumika.htm
   


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Posted by のんびり探検隊 at 19:15│Comments(0)山・湖・滝etc
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