2011年05月06日

「かづの茜むらさき 講演会」のお知らせ

みなさんは、鹿角の伝統工芸である「紫根(しこん)染」をご存じですか?

十和田湖、八幡平を中心に自生するムラサキ草を染料とした染物で、

奈良時代に伝わったものとされている伝統工芸なんですよ。

古い文献を紐解いてみますと…

1744年(江戸時代)の南部藩内の特産物を書き上げた記録のなかに

根はあちこちに産するも紫染めは鹿角郡を上品(じょうしな)とす」とあり、鹿角の紫根染は当時の上級品であったことがわかります。

しかし明治以降、化学染料の普及により衰退しました。

最後の染元となった栗山文一郎さんが平成に入って亡くなって以後、
鹿角における紫根染の伝統が途絶えてしまったのです…。

関善賑わい屋敷さんでは、この伝統工芸品を何とか現代に復活させるべく、
取組を進めているとのことで、この度、染料となる「ムラサキ草」についての
講演会を開催されるとのことです。

「かづの茜むらさき 講演会」のお知らせ

5月21日(土) 16:30~17:30

関善賑わい屋敷(鹿角市花輪字上花輪85)へぜひお立ち寄りください。

                                    (ひと)




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Posted by のんびり探検隊 at 12:06│Comments(0)特産品・スイーツ
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