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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2011年06月02日

石巻へ復興支援に出発!

震災からもうすぐ3ヶ月。
秋田県では地震の回数はめっきり減りましたが、復興支援に向けた動きは各地域で変わらず精力的に行われているように感じます。もう、当たり前になってしまって、支援活動についても注目されなくなってきてしまいましたが、被災地では今も多くの人が復興支援に向けて頑張っていることと思います。

昨日、6月1日は、宮城県の道路や港などの復旧作業に当たるため、秋田県から鹿角地域振興局建設部の職員を含む、10名以上の職員が派遣されました。全員が土木、建築など専門技術や知識を持つ技術職員で、6月から10月までの5ヶ月間復興支援にあたります。
もちろん、秋田県ばかりではなく、全国18都県から約100名の職員が派遣され、いよいよ本格的な復興が始まります。

実際に長期間宮城県に行く仲間を見送ってみて。。。
帰って来る頃には鹿角はもう寒くなってきていますね。。。
頼もしい気持ちはもちろんですが、寂しい気持ち、不安な気持ちなどが入り交じって少し複雑です。
被災地の人や大切な人を亡くされた人の事を考えると比べものにならない事かもしれませんが、慣れない土地で慣れない仕事をすること、秋田に残された家族のことを考えると、少し胸が痛みます。

どうか全員が無事に5ヶ月間の任期を終え、派遣先にとっても、派遣された人にとっても有意義なものとなることを願っています ( ̄人 ̄)☆
                                         (田村)   


Posted by のんびり探検隊 at 10:39Comments(0)街の話題

2011年06月02日

400年前を今も

どーも、こんにちはcow
 
 魅惑のアイドル 
 うしモーちゃん(♂)ですcowicon06

 ♪ヤーヤーヤーヤーヤーヤーティヤ♪


先日、
尾去沢中新田地区にある「田郡(たごり)」という所へ
登山に行ってきました。

目的地は
鹿角市花輪にある「圓徳寺」というお寺の
発祥地である「観音庵跡地」

400年前
まだ尾去沢鉱山が栄えていた頃
中新田・田郡地区民の菩提寺として
この観音庵は住民のより所になっていたようです。

では
オイラと一緒に振り返ってみましょう逃げろ


尾去沢鉱山の裏側にある中新田地区へと入り
さらに奥へと車を走らせます。

民家も見えなくなり、道はがたがたの山道に・・

少し開けた所で車を止め
ここからは自分の足で登ります。
 
  まずは
  本日の武器装着からicon12

  「銀のレーキ」
  どう?icon06

  強そう?ちからこぶcow

  天気は小雨でカッパと長靴は必須でしたicon03



  ここが登山口

  メンバーは

  圓徳寺の檀家さんや地域の方
  
  そして住職、副住職、オイラ。

  この天気の中でも

  約10名の方が集まりました。(オイラ除く)

  
  登り初めて10分
  
  道の悪さに
  早くも息が切れてきました・・

  この日の気温は20度を超えていて

  カッパのサウナでもう汗だく・・・


中腹にさしかかると、なにやら見えてきました。

    
 




 

 ←このあたりの
  真ん中に・・・






洞窟のような、閉ざされた道のような・・
これ、尾去沢鉱山へと続く坑道なんだとか・・・

この田郡という地区には昔民家がたくさんあり、
登山道の脇には住居跡の他にも
学校や銭湯、ダムなどの跡も残っています。

倒れた電柱や石垣なんかもありました。

ここに住む人は、この道を抜けて
山のちょうど裏側にある尾去沢鉱山へ
出稼ぎに行っていたそうです。

つい数十年前までは、まだ通れたそうですが、
今はもう閉ざされてしまいました。


もう少し歩くと・・・
道を阻むものが・・・
   
  まさに

  倒木!!

  こんなに「ザ・倒木」というような
  倒木はオイラ初めて見ました・・


   
  しかも

  根こそぎ・・!!

  地面との隙間は
  リンボーダンス級でしたicon16


登山口から歩くこと約30分。

観音庵跡地に着きました。


  見て分かるかと思いますが

  草が生い茂り

  どこがどうお寺なのか

  全貌が見えない・・

  しかし草木の間から
 
  しっかりと見える先代住職のお墓

  そうです。

  場所や形は現在と違っても
  ここは圓徳寺の発祥地。
  
  400年前の観音庵を
  400年後の圓徳寺が
  護持していきましょう!
  ということで

  檀家さん・住職・副住職を中心に
  それぞれの手で整備し続けているのです。



  作業が終わると
  持ってきたお花をお供えし
  お線香をあげて供養します。

  屋根や柱はもう朽ちてしまっていますが
  お堂に入る石段はまだ残っています。
  この燭台は昨年、
  整備中に出てきたものです。

  
 
  400年前の歴史が
  こうして
  400年後にまで引き継がれていく。

  いま生きていることは

  生かされているということ。

  「因縁」「因果」について
  考える機会になりました。

 
  この景色を見ると
  
  胸がスーッと

  晴れ渡る気がしたオイラでしたcow

  (天気は 曇りでしたがicon02


どうでした?

オイラのナビゲーションcamera


皆さんの心にひとつ

小さな優しさが生まれますように。

うしモーちゃん(♂)でしたcow




  


Posted by のんびり探検隊 at 08:40Comments(0)観光施設